2025年本屋大賞ノミネート全作品読了!簡単レビュー&心に残った1冊はこれ

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4月9日に本屋大賞が発表されましたね😊

人生で1度やってみたいと思っていた“ノミネート作品を読んで、順位予想をする”というのを叶えることができました👏

今回はノミネート作品10冊すべてを読了したので、感想をシェアします!

いや、シェアさせてください!!!!!!!!!

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本屋大賞とは?

書店員の投票だけで選ばれる賞です。

「本屋大賞」は、新刊書の書店(オンライン書店も含みます)で働く書店員の投票で決定するものです。過去一年の間、書店員自身が自分で読んで「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票します。 また「本屋大賞」は発掘部門も設けます。この「発掘部門」は既刊本市場の活性化を狙ったもので、過去に出版された本のなかで、時代を超えて残る本や、今読み返しても面白いと書店員が思った本を選びます。https://www.hontai.or.jp/about/

10冊の簡単な感想

それでは簡単にノミネート作品10冊の感想を簡単に書いていきます。

★はおすすめ度を表しています。

Maxは★★★★★です✨

『アルプス席の母』早見和真 ★★★★

甲子園のスリル感がたまらなく、読み進めたい気持ちと結果が怖い気持ちが涙と一緒にあふれました。

母の見守る気持ちは、母でないのになぜかわかるような不思議な感覚になりました。

私が同じ高校の生徒なら、間違いなく航太郎に恋していたと思います♡笑

『カフネ』阿部暁子 ★★★★★

私が好む、人間の哀しさを優しく肯定してくれる1冊です。

生きるとか、死ぬとかそういう考えたくないけれど、考えてしまう…。

そんな人は読んでください。たぶん、最強になれます🍙

『禁忌の子』山口未桜 ★★★★★

あまりミステリ作品が得意じゃないのですが、なぜか引き込まれ10冊の中では1番時間を忘れて読み続けた1冊です。

人間の闇の部分と言うか、ダメだけど、いやわかるよ…という感じです。

『恋とか愛とかやさしさなら』一穂ミチ ★★★★

私だったらどうするだろう…と考えながら読みました。

きっと大切なパートナーがいるときに読むのと、いないときに読むのでは決断が変わるような気がします。

信じようとすると、許せなくなるし。許そうとすると、信じられなくなる。度の正解が愛なのですかね。

『小説』野崎まど ★★

主人公のように本を読むのが好き。共通点があるのにもかかわらず、私はメッセージ性を感じられませんでした。

ただ、一緒に本を読める友人がいること、本の話をたくさんしてくれる先生の存在は大きいと思います。

『死んだ山田と教室』金子玲介 ★★★★

ラストは裏切られたのですが、ずーーーーっと映画をみているような感じでした。

表紙の影響もあるような気がしますが…笑

どのクラスにも山田のような子はいる。自分のクラスなら?って考えるのも面白いです。

『spring』恩田陸 ★★

さすが、恩田さん!というのが1番に感想として思い浮かびます。

蜜蜂と遠雷のときと同じく、描写が繊細でバレエを知らなくても、踊りを見ているようです♪

バレエをしているかたは、きっと頷きながら読めると思います。

『生殖記』朝井リョウ ★★

朝井さん、〇〇目線で書いちゃいましたか。

私達、個体ですもん。

びっくりしちゃいましたよ。

日記を読んでいるような感覚で、そのなかにふっと心を掴まれる1行があったりするんですよね。

『成瀬は信じた道をいく』宮島未奈 ★★★★

前作を読んでいなかったので、ちゃんと前作から読みました!

あの…成瀬の今後が気になるのですが。

もう虜になっているのですが…。

宮島さん、責任取って次回作も絶対書いてくださいよ?という感じです。

『人魚が逃げた』青山美智子 ★★★

青山美智子ワールドです。

優しく包み込んでくれる物語。

本当に誰を傷つけることもない作品を書けるのは、才能だと思います。

私の推し作品はこれ!

2025年大賞受賞した『カフネ』です👑

p205.「誰だって好きで生まれてくるわけじゃない。勝手に生まれさせられて、どこでどう育つかも、どんな目に遭うかも選べない。だったら死に方は自分で選んでもいいと私は思う。命も人生もその人だけのものなんだから、それくらいはゆるされてもいい」

こういう誰にも言えない、いや誰にも言ったらいけないような気がしている気持ちをわかってくれる物語が、私は本当に大好きです。

この気持ちも大切にしていいんだ、ポジティブにいなくても普通じゃなくても、この本がわかるよっていってくれることで救われる。

この物語が1位になるということは、きっとみなさんが何かを抱えていて、それを誰かに見せることができずどうしていいかわからないからなのかもしれないな…。なんて思っています。

「カフネ」のような存在に私もなりたいなと思わずにはいられませんでした。

まとめ

私は、今回の本屋大賞2025年で10作品読めたことがとても嬉しいです。

無職になったタイミングだから読めたのですが笑

私に必要な時間であったのは間違いなく、必要な言葉に出会えたことも、感情を取り戻せている感覚があったこともノミネート作品全部読むぞ!とチャレンジしたから味わえたことだと思います。

そして、書店員のみなさま、お疲れさまでした👏

仕事をしながら、単行本10冊読み、POPを書き…

想像できない労力だったと思います。ありがとうございました。

来年も予想して楽しみたいので、日ごろから読書をしていようと思います📚

前作読んだことなかったので、10冊読み終えるのはかなりギリギリでした。

読了後の感想もまとめて読書ノートに書いたため、感情も薄れていたことは私の反省点です。

来年も楽しく参加できますように、楽しみにしています!

みなさんの予想はあたりましたか?

10冊全部読みましたか?

よかったら、感想をシェアしに私のSNSに遊びに来ていただけると嬉しいです💕

ちなみに私は以下のような予想をしていました🤭

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